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業務案内

浄化槽管理

浄化槽の正しい使い方/奈良日化サービスによる点検作業

使用状況

劇薬使用の禁止
浴室用カビ取り剤等の薬品は出来るだけ使用を避けてください。便器洗浄に塩酸系等の劇薬は使わないでください。
異物の投入禁止
台所から出る調理くず、残飯、天ぷら油等は別処理し絶対に流さないでください。
不溶解性物の使用・投入禁止
トイレットペーパーは専用の物を使用し、紙おむつ、ティッシュペーパー、衛生用品等は流さないでください。
(洗濯)洗剤の適用使用
洗剤は出来るだけ無リン系のものを適量お使いください。

一般点検

騒音・振動
ブロワや浄化槽から異常音や振動が発生してないかをチェックします。
衛生害虫
槽内に発生するハエ・蚊等の害虫の発生の有無を確認します。

水質測定

残留塩素
消毒効果を確認する検査で、検出されれば正常です。
透視度
処理水の透視度を調べます。日立小規模合併処理浄化槽KGF2型の透視度は通常30cm以上が良好です。
色相
放流水が濁ってないかを確認します。
臭気
放流水はほとんど無臭です。臭う場合はばっ気停止等の運転条件や使用上の問題等が考えられます。
DO
生物濾過槽内に十分に空気が送られているかを調べます。
PH
放流水のPHは通常6.5〜8.0が良好です。中性は7です。
亜硝酸性窒素
処理水が水質検査でピンク色になればばっ気処理された証拠で。正常です。

汚泥測定

嫌気濾床槽
底部の汚泥溜りやスカムの溜り等を測定し、清掃の目安にします。
生物濾過槽
濾材押え板状の汚泥発生を確認し目詰まりを除去します。

装置点検

タイマー
ブロワに付属しているタイマーの現在時刻、手動逆洗スイッチ、自動逆洗の開始・終了時刻設定のチェックをします。
ブロワ
エアフィルタの清掃、ダイヤフラム等の消耗部品を点検し、必要に応じて交換します。
エア配管
エア漏れ、オリフィスへの異物の詰まり等をチェックします。
消毒剤の投入
浄化槽の処理水を消毒するため定期的に薬剤筒に補充します。
生物濾過槽
ばっ気に偏りがないか、水位の異常上昇がないかなどのチェック担体(濾材)のチェックをします。
循環装置
循環用バルブの設定を確認し、移送量の測定を行います。
循環水・逆洗水移送管
移送管内の汚泥の付着を確認し、管内の掃除を行います。
逆洗装置
タイマーの手動逆洗スイッチを操作して空気洗浄状態をチェックし、さらに逆洗排水量を確認します。
嫌気濾床槽第1・2室
異常な水位上昇(形跡)がないことを確認します。

点検後、浄化槽の機能状況を報告します。修理・部品交換等の必要があれば詳しく説明し対処させていただきます。

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